大学講義のYouTube化が加速している

大学講義のYoutube化IT


こどもが学習を進めていくうえで、家庭学習の大切さはいうまでもないことですが、親がこどもに教えてもうまくいかなくなることがあります。

TOCO
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我が家は、長男(小5)は夫、次男(小2)は私がそれぞれメインで家庭学習を担当しています。子供が小学生のうちは親指導でいけますが、今回の話はもう少し大きい子向けですね。

それは、こどもの学習レベルが高くなっていくことでも、こどもの思春期でも起こることだと思うのですが、どこかで親の手を離れてアウトソーシングすることになると思います。

いまは一般的な教材はネットでなんでも手に入る環境になりました。

その極みと言っていいのが大学講義のWEB公開ではないでしょうか。

高名な先生の授業が家にいながら見れるので、質問はできませんが、好奇心さえあればどんどん学習を進められます。

いくつかの有名大学講義チャンネルをピックアップしてみました。

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有名大学の講義がYouTubeで見られる

京都大学

京都大学で行われた授業や公開講座、国際シンポジウムなどの動画・講義資料が視聴できます。

キーワードやカテゴリ検索ができるので、「化学」「数学」「ヨーロッパ」など自分の興味のある分野の講義を素早く検索できます。

ちなみに夫のおすすめはこちらの「京都大学 雪江先生の代数学」だそうです。

参照:京都大学OCWより

東京大学(東大)

東京大学で開催された様々な公開講座や講演会のアーカイブ動画が視聴できます。

東大生になったつもりで視聴してみたいですね。普通なら東大に入らないと聴けない講義や講演会が、今やだれでも視聴できる時代とは。逆にその大学でしかできないことの意義が問われそうですが、どんどん時代と共に大学の在り方も変わっていかないといけないですね。

慶應義塾大学

慶應義塾もたくさんの講義があります。

【ヨビノリ】予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」

大学講義ではありませんが、我が家がよく見ているのがこちらの「ヨビノリ」です。

大学数学・物理がとてもわかりやすく、そして面白く解説されているので見ていて眠たくなりません。

大学講義の補足として、ヨビノリを組み合わせて理解していけば、中高生でも全く問題なく学習が進められると思います。

大学の価値(子どもにできるアドバイスとは何か・・・)

大学講義の価値はどこにあるのか。

本当は先生に直接質問したり、授業後に聞きに行ったり、周りの学友と刺激しあったり助け合ったり、そういったことに価値があるわけです。

自分が大学時代にはその価値に気づかなかったし、そんなに積極的になれなかった。大学が講義動画をすんなり開放していることで、そんなことに逆説的に気づかされます。(ただ講義を受けるだけなら、その大学に通わなくても誰でもできちゃう時代なんだよと)

高校から大学に進学するこどもに、高校と大学の授業価値の変化について語ってあげることは、親がしてあげられる、数少ない価値あるアドバイスの一つなのかもしれません。

また、WEBで大学講義を見れることによって、大学進学するまえに、どんな講義が受けられるのかなんとなく窺い知れるので、興味のあるものを早い時期に観ておくのは大事ですよね。

賢いから医学部に行くのだ!みたいなひとがいてもいいと思いますが、思考停止でブランドや偏差値で進路を決めるのではなく、こどもの好奇心に応じて進路を選べるような世界の方が豊かな気がします。

数学や物理の講義はすでにたくさん上がっていますが、人文系の講義がもっと充実するといいかなと思います。

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