子どもが小学生になると、家庭学習がとても大切になってきます。
特に家庭での学習習慣を低学年のうちにつけておくと、親子共々その後が楽なので大事です。
特に「国語」は全ての教科の基本。文章を正確に読み取ったり、長い文章を読めなければ先へ進めません。
でも国語って、1年生や2年生の低学年は、もう書けるひらがなや漢字を延々と書かされる苦行がメインなので、「学校の宿題だけで大丈夫?」「もうちょっと何かさせたいけど、何かいいものないかな?」と考える方も多いのではないでしょうか?
そこで、我が家の子供たちが実際に使ってよかった家庭学習向けの国語ドリルを紹介します。
小学校低学年、または幼稚園の年長さんくらいにおススメの国語ドリルです。
学研の「おはなしドリル」シリーズは低学年におすすめ
我が家で小学校低学年のうちに、家庭学習で使っているのは「おはなしドリル」です。
上の子が小学1年の時に「おはなしドリル」を使ってとてもよいと思ったので、今年1年生になった弟もこのドリルで国語の家庭学習をすすめています。
10分程度でできる量がちょうどいい
1ページのボリュームがこのくらいです。
読んで、問題を解いても10分程度で終わる量です。
さらに、問題も基本的には「抜き出して書く」スタイルなので、低学年でも難しくなく取り組みやすいと思います。
親が採点をして説明するときも「ここに書いてあるね」というくらいなので、手間もありません。
いろんな分野の知識がつく
いろんなジャンルがあるので、子どもが好きなジャンルを選んでもいいし、苦手なものをやらせてもいいと思います。
子どもが科学好きであれば、「科学のおはなし」や「うちゅうのおはなし」。
偉人が好きであれば「伝記」。
身近なことからなら「きもちのおはなし」。
その他にも、「都道府県のおはなし」、「せかいの国のおはなし」、「ことわざのおはなし」など、いろんな分野のおはなしがあるので、国語の学習と思って取り組ませた上にプチ知識まで入ってきます。
我が家は今、「ことわざのおはなし」をやっていますが、「たなからぼたもち」の時に「あ、僕も幼稚園の時、運動会で前の子が転んで1位になったことあったね。あれって【たなからぼたもち】だー」と、言っていました。
つまり、このドリルは国語の文章読解力を身につけさせたいと思って始めたら、おまけにプチ知識もついちゃう「一石二鳥」ドリルだなと(笑)
「さるも木からおちる」も「今日、得意のウンテイで落ちたんよ、【さるも木からおちる】だねー」と言ってました。やるじゃん!
読書の代わりにもなる
読書が大切だということはわかっているけれど、本を読みなさーいと言ってもなかなか読まない子も多いはず。
この「おはなしドリル」なら、ものの1分くらいではありますが黙読の習慣としても役立つと思います。
我が家は毎晩寝る前に本を一緒に読んでいますが、1人で読むクセも少しづつつけたいのに始めやすいボリュームです。
問題が易しいので、苦手意識をもちにくい
問題はかなり易しめです。読めばわかる問題です。
国語が苦手な子でも、ほとんど〇がつくレベルの問題なので、「できる!」と自信がつきやすいと思います。
小さいうちは「できる!」と思うことが大切。
「好きこそもののじょうずなれ」の通り、まず「好き」にさせることに重点を置くと家庭学習が進みやすいと思います。
易しめのドリルからスムーズな家庭学習習慣を
1年生の国語の宿題はしばらく、毎日「ひらがな」、そのうち「カタカナ」が続きます。
2年生でも宿題といえば、漢字がメイン。
特にわかっている子・書ける子にとっては、もはや苦行。
やっている内容はなんだか物足りない・・・けれど苦行の後に難しいドリルを与えても、やりたがるはずありません。
「おはなしドリル」は10分程度で終わって、「解けた!」と感じられるので、家庭の国語学習にとてもいいなと思って続けています。
習慣づけてしまえば、学年が上がるうちに徐々に難しいドリルに移行していけばいいだけです。(上の子は2年生の後半から、違うものに移行しました)
このドリルのおかげで読解力がついた、国語が得意になったかはわかりませんが、上の子は国語も得意です。でも、まちがいなく自宅での国語学習の習慣づけになったと感じています。2年生後半からはハイクラスドリルをやっていますが、習慣づいたので毎日頑張ってやっていますよ。
我が家で使ってよかったなと思ったので紹介しました。小学生になったばかり、または年長さんあたりにもおススメの教材です。
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