【小4で3級合格】算数・数学検定を利用して、算数を得意科目に!

子育て環境

身内ネタで申し訳ないですが、息子(小4)が数学検定3級に合格しました!!

ちなみに、数学検定のレベルはこのようになっています。

数学検定
参照:数学検定サイトより

普通だと、小4なら8級を受けます。しかし、算数・数学検定は実は誰でもどの級からでも受検できるのです。

息子の通う小学校でも、年に1度算数検定や漢字検定の団体受験をやっている(希望者のみ)のですが、自分の学年の級を受けるのもな~と今まで受けていませんでした。

せっかく受けるなら、高い目標をもって挑戦させたい(本人も挑戦したい)と思い、コロナ禍で中学数学の基礎勉強を進めて3級にチャレンジすることにしたわけです。

息子は算数は得意科目ですが、天才少年ではありませんし、算数の勉強を毎日何時間もやるわけでもありません。宿題の計算ミスも多々あるタイプ(;’∀’)

つまり、やればできる可能性が高いのが「算数・数学」なのです。ただ、一度苦手意識がつくと取り戻しにくいのも「算数・数学」。特になぜか昔から女の子は算数苦手と意識的に植え付けられているような気がしますが、私は社会や国語より答えが明確な「算数・数学」が好きでした。

特に受験などを考えている家庭は、子供に算数に対する得意意識を持たせおきたいですよね。

そんなときに、この算数検定は利用してみる価値があるなと思ったのです。

自分の今いる学年より高い学年レベルの合格を勝ち取る経験です。1学年先でもいいし、できれば3学年先くらい。

そこで、今回は我が家が数研の勉強に使ったドリルやワーク、サイトなどを紹介したり、算数・数学検定のメリット、デメリット、また「なぜ3学年先」学習をしているのかなどについてまとめてみました。

TOCO
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子どもの算数ちょっと先取り勉強の参考になればいいなと思います。

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算数・数学検定を受けて得意意識を高めよう

算数・数学検定とは

数学検定・算数検定は、文部科学省が後援する算数・数学の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定です。

詳しくは公式サイトを見てください。

数学検定・算数検定(実用数学技能検定) | 公益財団法人 日本数学検定協会 | 数学検定・算数検定(実用数学技能検定)
実用数学技能検定(数学検定・算数検定)の公式サイトです。検定の概要やお申し込み・検定日一覧、合否確認や検定過去問題をご覧になれます。高校・大学への入試優遇や単位認定優遇、学校・団体関係者の方向けの情報もご覧下さい。 | 数学検定・算数検定(...

メリット

  • 多くの中学校・高等学校・大学などで、入学試験や単位認定で優遇・活用される。
    ⇒各都道府県でかなりの数の学校で一定レベル以上取得は優遇措置があります。
  • 記述式の力がつく
    ⇒マークシートより力がつく
  • 結果が見えることでやる気に繋がる
    ⇒闇雲に学年を超えた勉強をするより、目標や結果が見えるほうがよい
  • 好きな学年を受験できる
    ⇒得意な子はどんどん進める(飛び級制!)
  • 一次・二次のどちらか合格の場合、次の受験時に免除になる
    ⇒うちも2度目は1次のみ合格、2度目は2次のみ受験でOKでした
  • 個人受験・提携会場受験がある
    ⇒学校の団体受験以外にも、年に何度も挑戦できる機会がある

デメリット

  • 全ての学校の受験等で優遇されているわけではない
    ⇒子供の目指す学校が対応しているかは、こちらで確認
  • 難問ではない
    ⇒基本的にその学年の算数・数学を理解していればできるレベルなので、これができたからと言って難関校受験が大丈夫というわけではない
  • 例えば、小学生が数学検定(5級以上)を受ける場合は学校での団体受験はできないかも(5級以上は算数検定ではなく数学検定になり、二次試験があるため)
    ⇒我が家は提携会場受験しています。

数学検定3級合格に使ったサイト

受験対象者が中学生であれ、小学生であれ、中学数学の基礎を勉強するのにとても役立つサイトがあります。

以前このサイトで紹介した、「中学校数学学習サイト」です。基本はこちらで学習しました。

数学検定3級合格に使ったドリル

今回息子が受けたのは3級なので、3級対策に使ったドリルやサイトを紹介します。

他の級でも、同じ問題集があると思うので参考にしてください。

数研3級問題集
3級対策用に使った問題集

過去問題を繰り返し解いて理解して、最終的に時間を計って時間内に全部解けるようにすれば、大丈夫だと思います。

1冊を完璧になるまでやるのが、合格への近道!

また、記述式や文章問題に慣れるために、文章問題用の問題集も一つやっておくと心強いです。

3学年先を目指して取り組む

これは、各家庭の考え方や子供のやる気で変わってくるかと思いますが、我が家の算数の取り組み方を少しご紹介します。

我が家は、幼稚園の年長の冬休みくらいから算数の家庭学習を毎日コツコツ続けています。

目標は「3学年先」(小6で中学3年レベルが目標)

実は算数は教え方次第でいくらでも先へ進める教科なのです。

1年生で足し算や引き算、時計の読み方などやりますが、大抵の子はもう入学時にはわかっていますよね。

2年生で掛け算が出てきますが、1年生の子に掛け算教えたらできないかというと、すぐにできるようになりますよね。

実際、シンガポールや香港、上海などの子供たちの数学力は国際平均より「3年先」に進んでいるそうです。私の育児書「世界標準の子育て」に記載してありました。

学校で子供のレベルに合わせて授業展開されるわけではないので、授業ではその学年の単元を先生のわかりやすい教え方で復習し、自宅ではどんどん先へ進めていくのがいいのではないかと思ったわけです。

実際、このやり方で、1年生の終わりには3年生のドリルが終了(毎日半ページ5分~10分でOK)。すっかり、子供は算数できる気分で「俺はもう3年生までいったー」と算数得意だと思い込むことに成功しました。

わが家が使用しているドリルはこちらです。正直難しいです。とはいっても、3年生くらいまでは大丈夫、親が見ながら進められます。

簡単に「算数得意」意識を持たせる方法は、やはり低学年のうちにどんどん進めること!(低学年の問題は簡単なので、ちょっと難しいくらいのドリルで先取りすると、得意意識がグングン芽生えるはず!)

TOCO
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3年生くらいまでは、1年生でもやれば絶対できます!

気をつけること

ただし、算数がめっちゃ簡単なのは3年生くらいまでです。4年生くらいから文章問題なども難しくなってきます。

なので、そこからは子供が「う~んう~ん」うなりだしたら、一度簡単な問題集に変更してもいいと思います。

我が家は5年生のドリルでかなり苦戦したので、ここで「算数嫌い」になっては元も子もないと、一旦難しめの問題集はやめて、基礎的な勉強が進む数学検定を目指したわけです。(正直、先ほどの難しめドリル5年生より、中学数学の基礎の方が簡単です)

できる子に簡単すぎるものを与えても「つまらない」と感じるし、難しすぎる問題を与えても「嫌い」になってしまいます。

親は子供をよく見て、手の届く範囲の「先取り」勉強をさせてあげるのが一番の役目だと思います。なので、親がやることは、躍起になって教えるとかではなく、子供をよく見ること。これに尽きますね。

数学・算数検定は学習の目標に使える

やはり、目標があると勉強しますし、身に付きやすい、さらに合格できれば自信にもつながりやすい。

ぜひ、算数・数学検定を受けるときは、今いる自分の学年より上の学年にチャレンジさせてみるのがいいと思います。

自分の学年の勉強やレベルは、正直学校のテストでできます。

でも、飛び級制が認められている算数・数学検定で、少しでも上の級に合格する体験は、子供の算数に対する意識を「得意」に引き上げてくれるかもしれませんよ。

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