我が家は玄関やリビング、寝室などに絵を飾っています。
額に入れた絵画やポスターもありますが、最近のお気に入りはアートパネル。
アートパネルは、厚みのある板に張り付けられた状態で、周りにフレームがありません。
そして、結構な大きさでも軽いので取付が楽だったり、お値段もお手頃だったりします。
簡単なものであれば、自分でも作れますよ。お気に入りの布生地を木板や発泡スチロール板に張るだけで完成です。私も作っているけど、結構自作している人は多そうですよね。気分に合わせて替えやすいのも魅力!
最近はこういった絵画レンタルもあるみたいです。定期的に絵を替えたり、センスに自信のない場合もプロが選んで送ってくれるから安心感高いかも。
そんなお気に入りの絵画やアートパネルを壁に飾ったり、時計を掛けたりするときに、少しでも曲がっていると気になりませんか?
最近ではテレビの壁掛けも一般的になってきましたし、壁に掛けたり貼ったりしているものって意外に多いものです。
右が低い、いや左の方が低い、なんてやってるうちにまっすぐなのに傾いているような気もしてきて、納得するのに右往左往する方も多いのではないでしょうか。
それはなぜか?目視に頼りすぎていて確からしい基準がないからです。
今回は、そんな壁に何かを設置するときに便利なものがあるので紹介したいと思います。
アートパネルについては、また別記事で書きたいと思います。
【レーザー墨だし器】壁にまっすぐ絵や時計をかけるのに便利
レーザー墨だし器とは
これです、レーザー墨出し器と言います。
なんか、専門的な道具のようですよね(笑)その通り!通常は工業用に使われるものがほとんどです。
レーザーを照射して、水平または垂直の基準線を確認できる道具です。
しかし、先にも言ったように家庭内で壁に
- 絵を掛けたい
- 棚を設置したい
- ウッドデッキでも作ってみようか
といったDIYをするときに、きちんと水平や垂直な線が取れれば作業効率があがりますし、見た目もよくなりますよね。
仕組みは、箱の中にレーザーユニットが吊り下げられていて、箱が少し傾いていても、常に重力に引かれてまっすぐ向いてくれるようになっています。
レーザー墨だし器の使い方
我が家のパネル取付の写真で見てみましょう。(右写真はレーザーをはっきり映すために暗くしてありますが、明るくても十分見えます)
こんな感じで、縦横ラインがわかるので、取付がずれません。
我が家にある墨だし器は、本当にスイッチオンするだけ(笑)あとは設置したいものから2,3m以上離れたところから照射するだけです。
家庭向けにおススメのレーザー墨だし器
工業用途が割合を占める領域なので高価な製品が多かったのですが、近年のDIYブームの影響もあるのか、家庭向けに安価な製品も出ているので、これって一家に一台あってもいいのでは?と思ったわけです。
値段との兼ね合いで家庭向けにおススメできそうなレーザー墨だし器を選んでみました。
これらは、いずれも2ライン(垂直、平行)で、軽いし、DIY程度には十分かなと思います。
amazonで人気の商品は「VOICE」や「マキタ」の製品ですが、ちょっと家庭用と考えるには高額(20000円以上はします)。
家庭用、DIY用で年に数回しか使わないのであれば、できれば5000円くらいにしておきたいということで選定しましたよ。
我が家もそのレベルの墨だし器を使っていますが、問題なく使えていますよ。
直接レーザーを注視しないように注意が必要です。
おまけ:STEAM教育の一環にも
STEAM教育って知っていますか?
海外で非常に注目されている教育で、ITやロボット技術、プログラミングなどを学んで、判断力や自発性、問題解決力を養うものにクリエイティビティを追加した教育のことです。
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
これだけ聞くと、え?何すりゃいいの?と気が遠くなりそうですが(笑)すごく簡単に身近なところで、おうちに絵を飾るだとか、家族でDIYしたりだとか、そういうところが始まりだと思うんです。
身近にある技術を使わないと、なぜこんなことができるのか?もっとこうしたらいいのに。とか思うこともありません。なので、今あるTechnologyはまずは使ってなんぼ。
例えば、幼稚園や小学校では何かを測ったりするときに定規を使います。それは必要なことなので、学校が教えてくれます。だから、家では積極的に便利な道具や技術を使いたいと思います。子どもの頃から、知っているのと知らないのでは違いますよ(今回の記事に限らず)。
今回のレーザー墨だし器を使っておうちに絵を掛けることも、Technology(技術)とArt(芸術)の体験だよね、ということでおまけの一言でした。
関連記事として、レーザー距離計もあるので、よろしければそちらもどうぞ。
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