「学研の科学」大好き母です。
子どもの誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント、何にしたらいいのか迷いますよね。
男の子ならゲームソフト、女の子なら好きなキャラの文房具?などといったところでしょうか。
我が家では基本的に誕生日は子供のリクエストに応えるとして、クリスマスプレゼントによく利用しているのが「学研の科学」です。
我が家ではクリスマスはサンタさんとは別にプチプレゼントをいくつか用意したクリスマスプレゼント宝探しをやっています。学研の科学は最後のお宝サイズにぴったり!
私自身は理学部出身の理系ママ(中高理科教員免許取得、危険物取扱甲種取得、理系企業出身)、2022年にかえってきた「学研の科学」を早速子どもにプレゼントしました。
復活第1弾の記事はこちら!
その後、半年に1回くらいのペースで新刊が出ているので、2025年1月現在は7種類まで増えています。
ということは、毎年悩むプレゼントの1つか2つに選べちゃいますね!
今回は現在発売されている「学研の科学」。どれがおすすめ?どんな子におすすめ?を併せて紹介したいと思います。
ぜひプレゼント選びの参考にしていただければと思います。
小学生へのプレゼントにおすすめしたい「学研の科学」3選
現在7種類のキットが発売されていますが、何を買うか悩みますよね。そこで、個人的におすすめしたい3選と個人的には微妙な4選(といっても合う人には合うと思うので、あくまで意見の参考に)を紹介します。
私自身も子どものころ「学研の科学」が大好きで、自分で雑誌を読みながら自宅でいろんな実験や観察をしました。
理科好きの子はもちろん、理科を好きになってほしいな~と思っている保護者の方にもおすすめです。
「学研の科学」は実験キット、使い方や組み立て方、実験方法、仕組み解説、実験ノートなどがまとめてある本と、その分野に関する漫画が1冊入っています。
小学生なら自分で読みながら組み立てたり、実験できます。一部難しいところは保護者が一緒に取り組んであげると良いです。一緒にやると親のほうがハマります(笑)
1番のおすすめ「水素エネルギーロケット」
個人的に一押しなのは「水素エネルギーロケット」です。復刻第1弾!
発電や水の電気分解の仕組みが学べて、さらに少量の水素の爆発の威力まで体験できます。まさか1番身近にある水からこんなエネルギーが取り出せるなんて!絶対に面白いです。
我が家も買いました!レビューとして記事にまとめているので参考にしてくださいね
女の子におすすめ「ときめく実験鉱物と岩石標本」
科学系といえば、男子と思いがちですが、こちらは全く理科系に興味のない女子にもおすすめ「ときめく実験鉱物と岩石標本」です。
私も小学生の時に学研の科学だったか、こどもチャレンジだったか、何かでこの鉱物セットを手に入れてそれはそれはよく観察したものです。
紫水晶やローズクウォーツなどの宝石も入っているし、剥がすのが病みつきになる雲母など12種類もの鉱物が入っています。
女の子は宝石のようにコレクションしたくなること間違いなしです!
個人的には1番ほしい!子どもたちも結構博物館にいくと岩石コーナーに興味深々になりましたよ
生き物好きには「古代生物カブトエビの世界」
自宅で生き物を飼育するのが大好きな子にはこちらの「古代生物カブトエビの世界」がおすすめです。
飼育したり、観察しやすい研究水槽がついているので、自分で水槽を用意する必要もありません。
我が家もメダカを飼っていますが、卵から成体までを観察するのって楽しいですよ。
カブトエビは、2億年以上前からほぼ姿を変えずに生きている甲殻類。メダカより特徴的なので、観察に適していると思います。(水温20度前後がふ化に適しているので、季節は考えたほうがよさそう)
何かを育てる経験は子供のころに1度はさせてあげたいですね
ここまでが個人的におすすめしたい「学研の科学」キットでした。ここから先は個人的にはあまりおすすめではないのですが、合う子には合うものがあると思うので、紹介しますね。
個人的にはちょっと微妙な「学研の科学」4選
最新号「天体望遠鏡」
これは私も欲しい!と思って購入しようとしたキットなのですが、いろんなレビューを見ているとどうも子どもだけでうまく調節するのが難しいようです(三脚がついていません)。上手に扱えれば、月のクレーターや土星の環っかまで見えるみたいですが、親が不器用だと・・・な結果に終わってしまうかも。
余談ですが、2025年は土星の環が地球からの角度的に見えなくなります。土星の輪が見たい場合は2026年以降に観察しましょう
個人的には読み物と併せてプレゼントしようと思っていたキットですが、断念。
どうせならもっとちゃんとした天体望遠鏡を買った方がいいということになり、我が家はこちらのアトラス80を検討中です。
自分で動けるタイプには「万能顕微鏡と標本作成キット」
顕微鏡と標本作りキットが入っているこちら「万能顕微鏡と標本作成キット」は、サンプルなどは入っていないため、自分で庭も葉っぱや池の水などを取りにいって観察したり、ここはどうなっているんだろう?といろんなものに興味を持って取り組めるタイプかが上手に使えるかどうかの分かれ道かなと思います。
キット自体を使いこなせればすごくいい観察ができると思うんですが、これこそめっちゃ理系寄りな子どもじゃないと与えたら数分で使わなくなってしまうかも
我が家はこの「万能顕微鏡と標本作成キット」ではなく、同じく学研さんの「ミクロモンスタ-LED内蔵ズ-ム顕微鏡&調査キット」をプレゼントしました。
個人的にはこちらのほうがポケットに入れて持ち運べるタイプなので、身近なものを観察するのには適しているかなと思います。
スマホの液晶画面を見たり(RGBのセルがくっきり見えて面白いですよ)、自分の服の繊維を見たり、家の中のあちこちを拡大してみることができます。
工作好きには「空飛ぶクルマ」
ロボットの組み立てが得意、作るのが好きな子におすすめなのが「空飛ぶクルマ」。
公園などで友達に見せたら、絶対に「俺もやらせてー」と盛り上がること間違いなしのキットです。
ただ、個人的にはすぐに壊れそうだなという印象と、手回し発電の仕組みについては「水素エネルギーロケット」で体験できるので、そちらのほうがおすすめかなという感じです。
やっぱりすぐに壊れそうなのが微妙なところ
プラネタリウム兼ねたいなら「大図鑑プロジェクター」
我が家もですが、最近おうちにプロジェクターある人多いですよね。しかも液晶モニターのほうがきれいだし。
ということで、この「大図鑑プロジェクター」は個人的にはいまいちかなと思っています。図鑑は図鑑としてみた方がいいと思うし、今はきれいな画像で沢山見れますからね。
でも、このプロジェクターはプラネタリウムにもなるそうです。プラネタリウムとして使うなら、ありかな。
親から送るプレゼントとしては最適「学研の科学」
これまで発売された7種類の「学研の科学」を紹介してみました。
価格的には3000円前後くらいがほとんどで1番高いものでも5000円程度です。
ついゲームばかり与えがちになってしまうところ、たまにはこういった実験キットと読み物がセットになった大型本をプレゼントするの良いと思います。
基本的にはどれも子どもだけで作れたり実験できたりするものですが、ぜひ親子で一緒に楽しんで会話をしながら実験、観察してみてください。理科好きへの第1歩になりますよ!
子どもが本や実験で得た知識を話してきたら、「知らなかったー」「すごい!」というスタンスで話を聞いてあげましょう。
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