我が家は、年に何度か友達家族を家に招いてホームパーティーをします。
ホームパーティーって、実は子どもの成長や教育にメリットが大きいのです。
我が家はもともと夫婦でお酒好き。でも、子供連れだとなかなか外へ飲みに行くこともできません。時間を気にせず、ゆっくりお酒を飲みながら家族で会話を楽しめるホームパーティは親子共々有意義なのです☆
ここでいうホームパーティーは、イベント(ハロウィンとかクリスマスとか)を絡めた子ども友達主体のお楽しみ会的なものや、ママ友とその子どもでの集まりではなく、あくまで大人(家族として)が主催する大人メインのホームパーティーです。
例えば、我が家の例だと
- 夫の友達家族
- 私(妻)の友達家族
- 子どもの友達家族(お兄ちゃんの時もあれば、弟の時もあり)
といった交流パターンの中から、1回につき1組という感じで招いています。
現代は核家族化しているので、親以外の大人と交流する機会が少ないですよね。
だからこそ、コミュニケーション能力や社交性を身につけるステップとして、まず子どもの安心の場である自宅でできること、それがホームパーティーです。
「子育てにいい」という目線でホームパーティーを取り入れ、大人も子どもも楽しんでみてはいかがでしょうか。
今は、コロナ禍なので難しいですが、みんなで集まれる日を楽しみに、メリットを考えてみました。
子育て世代こそ、ホームパーティーのすすめ
画像はいつかのホームパーティーの様子。
メニューは子どもが好きそうな揚げ物や果物を用意して(エビフライとか唐揚げ。出来合いでもOK)、大人のおつまみをいくつか(チーズとか生ハムとか、サラダ)メインはラザニアやピザなんかが簡単で豪華に見えます。
ゲストには、ビールとか子どもの飲むジュースやお菓子を買ってきてもらえば、気兼ねなく来てもらいやすいですね。
では、具体的に子どもにどんなメリットがあるのか見ていきます。
外食より柔軟に対応できる
ホームパーティーは自宅で開催するので、少々子供が騒いでも気にならないところがいいですよね。
小さい子供がいる家族は、外だと周りの目が気になります。
どんなにいい子にしようねと約束しても、長時間にわたれば子供も大変です。
親もマナーばかりが気になって、なかなか楽しめないでしょう。
一方自宅で会を開けば、皆で楽しく食事をして、話をして、飽きてきたら途中から子供たちは自由に遊ばせたり、映画やアニメをみたり、ゲームをしたり、柔軟に対応できます。
また、子供が急に体調不良で都合が悪くなった時に、お店なら電話したり、キャンセル料のことを気にしたりしないといけませんよね。
でも、ホームパーティーなら当日キャンセルになっても、とりあえずその日は家族だけで用意したごちそうを食べて、また別日と考えやすいです。
自立心が育つきっかけになる
ホームパーティーでは、なるべく大人の会話の中に子どもを交ぜることが大切です。
最初から大人は大人、子どもは子どもと分けてしまってはもったいないです。
幼稚園や小学校低学年くらいだと、「最近は何をして遊んでいるの?」とか「最近、習い事でやっている〇〇は調子どう?」など、子どもが答えやすい質問から入って、いくつか会話が続くといいですね。
できれば、親ではない大人がそういった話を子どもにふってくれるとありがたいですが、親から「最近〇〇は△△を頑張っているんだよね、みんなに教えてあげて」ときっかけを促してあげてもいいと思います。
小学校中学年くらいからは、時事問題などでも意外と自分の意見を持っていたりします。普段は照れがあって話さないけど、友達のお父さんやお母さんが問いかけてくれたら(大人と同じように扱われているな)と意識して、ちゃんと答えたりするものです。
また、大人の話を聞くことも大切なので、無理やり子ども寄りの会話をしようとせずに、大人中心の会話を聞かせることも大切かなと思います。時折、「△△くんはどう思う」と話に入らせてみると、(僕もこの会話に入っていいんだ。子ども扱いされていないな)と感じると思います。
こんな感じで、大人の会話に参加させることは自立心の芽生えや、育ちに有効のではないかなと思います。
ただひとつ注意点!
大人はダラダラと食べたり飲んだりしながら、いつまでも話していられますが、子どもはそうはいきません。
大抵、「いただきまーす」といって食べ始めて、お腹がいっぱいになると、テーブルから離れてすぐ遊びに行ってしまいます。
ですので、食事の前半に子どもが聞いて問題ない話題を中心に、ちょっとした子どもの育成タイムと思って会話を組み立ててみましょう。
大人のお楽しみタイムは後でもたっぷり時間はありますよ(笑)
ホストとしてのマナーを身に着ける
ホームパーティーで何が大変かというと、やはり準備ですよね。
料理の準備に、掃除などやることは色々あります。
我が家は私が料理をするので、私は料理に専念。そして、夫と子供たちに掃除と片付け、テーブルセッティング、玄関へのお出迎えなどをお願いしています。
普段からそんなに汚い方ではないですが、お客様を招くときはいつも以上にキレイにするものだということを身に着けさせることができます。
迎える側、招かれる側のマナーについて身をもって知ることができます。これぞ家庭学習!
ぜひ当日準備は家族みんなでやりましょう。
褒められて自信がつく
親ではない他の大人に褒められる経験が、子どもの自信を育てる。
褒めよう育児が主流とはいえ、大きくなるに従って親は子どもを褒めなくなってしまいます。
そんな中で、子どもが接する人が親と先生のみであったとしたら、本当になかなか褒められる機会はありません。
だから、ほかの大人が自宅にくるホームパーティがいいのです。
自分の子は簡単に褒めないけど、友達の子だとちょっとしたことでも「すごい」「よくやってるよ」なんて沢山褒めている経験ありませんか?
そうです、ほぼ間違いなく大人というのはよその子どもだと、よく褒めるのです(笑)
だから褒め褒め育児の挽回のチャンスです!
子どもは、よそのお父さんお母さんに褒められるとすごく嬉しいし、自信につながります。
ただ、その時に褒められているわが子を謙遜してはいけません。
「そうだね、ほんとによくやってるよ」「上手だね」など肯定的な発言をしましょう。
あとは褒めてもらった分、友達の子どももしっかり褒めてあげてくださいね。
さらに、子どもがやっている習い事の成果をみんなに見てもらったりするのもとてもいいと思います。撮影した動画を流してみんなで見るなどもいいですね。
我が家の場合だと、兄はバイオリン、弟はピアノを習っているので、よくそれを披露します。ちょっとした緊張感の中でやり遂げて、さらに褒めてもらえる経験をするのでとても自信がつきます。
これも、ホームパーティだからできることですよね。
コミュニケーション力や社交性が身につく
年に何回かホームパーティをやっていれば、子どもも自ずと『我が家はよく色んな人を招いてホームパーティをする開かれた家庭(社交的)だ』と感じます。
そして、それが当たり前のように成長していくと思います。
コミュニケーション力や社交性は性格もありますが、どれだけ「場慣れ」しているかということも大きいです。
ぜひ、いろんな家族とホームパーティを楽しみましょう。
その経験や親の姿から、いろんな人と交流して良好な関係を築くことは楽しいことで、大切なことだと学んでくれるといいなと思います。
コロナ禍でのホームパーティー
とはいえ、コロナ禍で自宅に呼ぶなんて今は無理!な状況ですよね。
家族での時間は増えたけど、社会や人に対して閉鎖的な環境が続いています。
ZOOMでオンライン食事会
でも方法はあります。
そうです、皆さんもオンライン飲み会や会議で使用していると思いますが「ZOOM」です。
「ZOOM」で家族交流食事会ありです。子どもたちは食事後に一緒に遊ぶことはできませんが、食事中に会話を楽しむことはできますよね。それに、これからの時代、こういったオンライン上での交流は避けて通れません。これも一つの「場慣れ」です。
ただ、ZOOMのオンライン飲み会のイメージだと画面に一人が映っている印象ですよね。それでは家族みんなの食事風景が映りません。
そこで、我が家はこちらの広角ウェブカメラを使って、ダイニング近くにあるモニターと接続しています。
このウェブカメラは、広角なので広い範囲がよく映り、さらに音もいい。ダイニングテーブルというか、部屋全体が映ります。
例えば祖父母とZOOMやskypeをするとき、皆さんのおうちはどうですか?
我が家の子供は画面の前にいるのは一瞬で、すぐにウロウロ動き出します。
ただ、話すだけではなく色々見てほしいのです(笑)リビングで「側転みてー」とか「ピアノ弾くから聴いてー」とか、とにかく動く範囲が広いです。
そんなときも、この広角ウェブカメラならリビング全体を映してくれるので助かります。
というわけで、広角ウェブカメラを使ったオンライン食事会をやってみるのもいいかもしれないですね。画面越しに家族同士で「かんぱーい!!」と始めるだけで、意外と盛り上がるかも!?
ノートパソコンを使われている方は、ノートパソコンをリビングのテレビと接続して、さらにカメラを設置すれば、すぐに楽しめますよ。
コロナ禍でなかなか会ったり、帰省できない中、お正月やクリスマスの食事を友達家族や祖父母と一緒に画面越しに楽しむのも、今しかできない経験かもしれないです。
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