ワークアットホームの普及で、ここ1年半ほどは家庭用にパソコン用のモニターがよく売れているようです。
ディスプレイ好きの我が家(笑)
新しく色々は買えませんが、市場調査と買うときの「コスパ+機能+デザイン」の見極めは得意です。
以前、家庭で子供と一緒に使うおススメディスプレイとしてEIZOディスプレイを紹介しました。
今までは、EIZOのようにデザイン性がいいディスプレィがあまりなかったんですよね。
そんな中、ワークアットホームのおかげか、新しくデザイン性の高いディスプレイが増えてきているので気になったものを紹介したいと思います。
【2021】気になるおしゃれディスプレィ
Modern MD271P(MSI)
一つ目が、MSIから7月27日発売の新製品でRed Dot Design Award 2021を受賞した「Modern MD271P」です。
ノングレアIPSパネルで、27インチFullHDと解像度は低めですが、逆に言えば、非力なパソコンでも負荷が低く、文字が大きく老眼でも見やすいです。
ノングレア ・・・ 一般的なテレビみたいに表面がガラスでテカテカ反射してないもの。
IPS ・・・ 液晶の駆動方式のこと。
以前の記事(https://kododigi.com/display-for-children/)で、この二つを満たすものを「目に優しい液晶ディスプレイとして紹介しています)
USB Type-CでもつなげるのでMacbookなどでもスマートに接続できます。
なんといってもカラバリに白があるのが最高です。
デスク回りを白で揃えたい人に、この選択肢があるのがうれしい!
また、脚を取り外せば75㎜ピッチのVESA規格にも対応するので、モニターアームも使用できますし、壁掛けなどもできます。
注意点としてはDP(DisplayPort)端子はないので、HDMIかType-Cのどちらかです。
この辺りが割り切った設計になっていますが、HDMI使えればいいと思います。
HUAWEI MateView
もう一つは、色域が広く、28.2インチで4K+の解像度をもつIPSディスプレイ「HUAWEI MateView」です。
この製品は、2021/8/20予定 となっています。
AppleのPro Display XDRの廉価版のような製品です。
スタンドの感じとかよく似ています。
見た目が良く、Apple製品が50万円することを考えれば破格です。
もちろんパネルの素性は全く異なりますが、この価格帯としてはかなり高品質なパネルです。
4Kより縦が400ドット広いので、4Kの動画編集などを行う方に向いているディスプレイだと思います。
またsRGBより約20%広い色域を持っているので、ポスターやカタログなどの印刷向けの仕事の用途にもうまく使えるかもしれません。
ただし、デザイン性が高い代わりに、モニタースタンドありきの製品となっているので、これを外すことはできません。よってモニターアームを使いたい人は対象外です。
子どもや年配者におススメしたいのは・・・
一つ目の「Modern MD271P」か、以前紹介したEIZOのディスプレィかなと思います。
イマドキ、Full HD(1,920x1,080)ディスプレイなんて勧めるなというご意見もあると思いますが、正直4Kディスプレイはちゃんとしたビデオカードが乗ったパソコンでないと、下手に拡張しても満足な性能が出せず残念な結果に終わります。
ブラウザやオフィスしか使わないのであれば、4K(3,840×2,160)でもいいのかもしれませんね。
折衷案としてはWQHD(2,560×1,440)もあります!
老眼の年配者にはフルHDの27インチというのは、実はありがたい存在だったりします。いくらWindowsの設定で文字の大きさを拡大しても4Kではやはり小さいです。
老眼かつ解像度が必要な人は、ウルトラワイドのフルHDにしたり、フルHDを2枚並べるなどの解決策があります。
また、座高の低い子供にとってモニターアームで高さを調整してあげられるという点からもVESA規格対応のディスプレィがおすすめです。
最後に、今回紹介した新製品2つは、リフレッシュレートはそれなりなので、普通のゲームには十分使えますが、FPSや格闘ゲームのような1フレームを争うようなゲームには向きません。
あくまで家庭に置けるデザイン性の高いディスプレイとしてご紹介しました。
これまでは、自宅はテレビモニター、会社はPC用モニターでしたが、自宅でもどんどんPC用モニターが普及していきそうですね。そうすると、デザイン性の向上もより期待できますね!
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