自作キーボード(パソコン用)がひそかに流行っているのをご存じでしょうか。
キーボードのスイッチ特許の失効によって、安価なスイッチが広まったあたりから選択肢が増え、流行が始まったように思います。
その中で、自作向けのキット販売を行う店舗も増えており、秋葉原で一番気を吐いているショップの一つ「遊者工房さん」から、夏休みの自由工作によいのでは?という製品が発売されていたので紹介したいと思います。
電子工作入門に電卓を作ってみよう
「遊者工房」の電卓自作キット
それが、こちらの電卓を自作できるキット「TENTAKU」です。
![](https://kododigi.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/c8856cdb17e576300e7c7a23697199cd.jpg)
好みのキーキャップを選び、はんだごてと精密ドライバがあれば組み立てられます。
レトロな雰囲気にするもよし、かわいいを追求するもよし。
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0532/0880/9633/products/s-ten1_compact.jpg?v=1627023002)
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0532/0880/9633/products/s-ten3_compact.jpg?v=1627023004)
![TOCO](https://kododigi.com/wp-content/uploads/2020/07/MyAvatar-e1594273224140.jpg)
私も学生時代はんだづけ大好きでした。気をつければ、難しくありません。
プログラム教材などで、こどもがチップをはんだ付けする機会も増えていると思います。
はんだ箇所少ないですし、電子工作の入門として向いているかもしれません。
「遊者工房さん」の販売ページに、作り方のYoutube動画もついているので初心者でもできますよ。
夏休みの宿題の電子工作としても向いている
自作キーボードでもいいのですが、今回は子供向けに(特に学校の自由課題とか向け)考えると、この電卓がいいなぁと思いました。
なぜがというと、例えばキーボードを作ってしまうとパソコンがなければ動いているところが見れません。
その点、この製品は電卓として完結しているので、学校でも展示しやすくていいなと思ったわけです。
工作の過程をレポートして合わせて提出したら、立派な自由課題になりますね。
もっとレポートのボリュームを増やしたい人は、はんだ付けのコツやスキルをまとめた資料を添付して工業技術のレポートも作れますし、鉛公害の問題から鉛フリーはんだの普及の歴史を資料にすれば環境技術を語るようなレポートに仕立てることも可能でしょう。
はんだごてはどこで買える?
はんだごては、ホームセンターに行けば買えます。
もちろんネットでも買えます。
少なくとも温調のできるはんだごてを選んでくださいね。
ダイソーやセリアなど100均にもありますが、温度調節はできません。
これを機に、はんだづけにハマったり(笑)、自作キーボードなど電子工作の幅を広げる意味でも100均のものではないほうがいいと思います。
揃えようとするといくらでも機材が欲しくなるので、必要に応じてホームセンターなどで買い足していけばよいのではないでしょうか。こちらのブログに必要機機材が詳しくまとめられていたので、参考にされるとよいかもです。
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