スマホ、カメラやパソコンのデータのバックアップ先としてファイルサーバーを紹介しました。
でも、お手軽なのはやっぱりクラウドサービスです。
中でもGoogle Photoは写真と動画のアップロードが無制限・無料です!
ただし、指定されたフォーマットに変換されるので、自分の指定のフォーマットで最高画質で残すのは無理です。
ざっくりと言うと、一般的なクラウドサービスだと容量無制限のプランにすると年間で2万円くらいはかかるもの(別記事で紹介しているDropbox有料版などがそれ)なので、年間2万円をGoogleがみんなにばらまいているのと同じなのです。さすが世界有数の巨大企業ですね。
ですから、このサービスを割り切ってうまく使うことは大変お得であるということです。
他の記事で紹介したようにファイルサーバーを自宅で運用しても、火事や水没などによるデータの焼失リスクは避けられません。リスクヘッジとして無料のGoogle Photoを併用するのはありだと思います。
もちろんクラウドサービスにプライベートデータを預けることに懐疑的な方もいると思いますが、よく考えればメールやSNSのやり取りもすでにWEB上を飛び交っているわけで、そこだけ気を付けても仕方がないとも言えますね。
そしてAndroidのライバルといえるiPhoneを使っていてもGoogle Photoは使えます!
よっ!!Google先生、太っ腹!!
Google Photoの設定方法(Windows, Android,iPhone)
以下のリンクからアプリをダウンロードして設定できます。
方法はコロコロ変わるので詳細は説明しませんが、一点気を付けてください。
無制限で保存したいなら画質設定を「高画質」を選んでください、「元の画質」だと一定容量までしか無料では使えません。
その代わり「高画質」を選ぶと、Googleフォトは勝手にリサイズが入ります(写真だと1,600万画素以内)。画質を圧縮したくない写真や動画がある場合は、あらかじめデータを別の場所に保存しましょう(家庭内ファイルサーバーや他の有料クラウドサービス)。
Google Photoに写真を保存する上で気をつけたいこと
Google先生は確かに太っ腹です!
が、ユーザーから見れば時に気まぐれでもあります。
Google社にとって役目を終えたと判断すれば、すぐにでもそのサービスを終了する可能性はあります。
これは悪口ではなくて、それだけ新しいサービスを生み出す速度が速く、流動性の高い状態を維持できているということです。
Google Photoの無償提供も莫大なコストがかかっている以上、ただ金をばらまいているはずはありません。
あらゆる写真、動画を手広く収集し、そのビッグデータがAIの研究材料になったり、ユーザーの嗜好との関連性を調査したりと、全てはビジネスにつながっているはずです。
ですので、いつまで続くかという保証はありませんが、それを理解したうえで、上手にお付き合いすればお得なのではないかという記事でした。
便利なGoogle photoを使いつつも、きちんと元データのバックアップはとっておかないとですね。
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